なぜなぞ科学:海岸の波は、なぜ寄せては返すのか?
 海岸に打ち寄せる波。どうしてその波は寄せては返す動きとなるのだろう。また波はどのような仕組みで生まれるのだろうか。

 海の波は、もともと風によって生まれる。風が吹くと風の力で海面が押し下げられたり、押し上げられたりする。このようにしてできた海面の高い部分と低い部分の上空で気圧の差が生まれ、さらに風が起きて、波は発達する。

 波の中では、水の粒がその場で上下に回転運動している。波と一緒に水も流れているように見えるが、そうではない。海洋研究開発機構の大澤弘敬さん(海洋工学)は「沖で海面に物を置くと、その物は遠くに流されないことが確認できる」という。

(あやかの疑問*ぢゃぁなんで人が海で沖に流されて遭難しちゃうの??モノゎ動かないんでしょ??)

 海岸などの浅瀬では、波の伝わる速度が遅くなり、運動エネルギーが減る。減ったエネルギーは高さのエネルギーに変わり、波は高くなる。

 ある程度の高さになると、バランスを失って形を保てなくなり、波は砕けて、再び運動エネルギーを得る。こうして波は海岸に打ち寄せるように見える。

 波が返っていくのは主に二つ理由がある。一つは波が海岸で反射しているためだ。

 もう一つの理由は、「浅瀬では、沖で見られたような水の回転運動が押しつぶされただ円形になり、最終的にはほとんど一直線の前後運動になる」(港湾空港技術研究所の平石哲也・波浪研究室長)ためだという。

 これらの理由で、沖方向への運動が水面に現れ、「返っていく」ように見えるという。

 海岸では、打ち寄せた波のエネルギーを解放するため沖への強い流れの「離岸流」がしばしば発生する。海水浴客が誤って流されるケースは、これが原因だ。【永山悦子】

毎日新聞 2005年12月14日 東京朝刊

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by aya-natsu | 2005-12-26 02:00